「おまえも東京に染まったな」
・・・と、人から言われたことはまだありませんが、
関西で育ち各地を転々とした後、今は東京近辺に住んでいて、ときどき旅に出て文化や思考のバランスが東京中心にならないように意識していても、
いつの間やら「東京やその近隣県では当たり前」という思考に染まっているものです。
ま、要するに便利なんですね。
そんな自分が「東京に染まった」と感じる事例を書き出してみました。
電車の本数
真っ先に上がるのはこれです。
子供のころは12分に1本の電車を当たり前のように待っていました。
しかし今はどうでしょう、山手線の3,4分に1本に慣れてしまうと8分に1本でも「遅いな~」と思ってしまうようになりました。
待つぐらいなら一駅歩こうか、と思うこともしばしば。
マイナー商品でも販売店やサービスセンター、ショールームがある
服飾でも時計でも車でもなんでもいいですが、超有名ブランドだと各地に直営店があります。
しかし、ちょっとマイナーなブランドやジャンルの商品になるとそうはいきません。県内に買えるお店が1軒もないこともあります。現物を確認することができません。
そして、ショールームや修理などでお世話になるサービスセンターも東京・大阪はだいたいありますが、三大都市圏の愛知ですら無いこともあります。
そういうことを考えると手を出しにくい商品というのはあるのですが、
便利なところに住んでいるうちに、そんなことを全く心配しない人間になってしまいました。
大使館
以前ビザが必要な国に旅行する計画ができ、平日に大使館までビザを取りに行きました。しかし即日発行ではないので、後日また時間を作って取りに行きました。
郵送や代行業者を使ったりもできるかもしれませんが、やはり電車でちょちょっと移動すれば行けるのは便利です。
時間の流れ方
これは意外と大きいです。
以前石川県に住んだことがありますが、同じ時間なのに1日が長く感じました。のんびりとした生活ができていました。
仕事の内容が違うから、というのは当然ありますが、東京、とりわけ23区内はせわしないように思います。何せ色んなものが集まってきて渦巻いている地域ですから。
逆に言うとこの点は、実は染まっているようで染まっていないのかもしれません。
以上、東京に染まったと感じたことを挙げてみました。
みなさんも東京に限らず、大都市に出てきて「都会に染まったなあ」と感じることはありませんか?
最後に
電車内にフルカラー液晶モニターついてるの、当たり前じゃねえんだからなっ!
お題「地元では当たり前のものなのに、実は全国区ではなかったものってありますか?」